怒りの中にも愛を溢れさせろ

お外はもう上着無しじゃ寒いくらいの気温ですね。
分厚いお布団なしじゃ夜は過ごせません。
今週の日記担当はお布団大好き「何奴布団」です。
在宅の8割はお布団の上です。

それでは今週の稽古情報をお伝えします。

恐らくこの日記をご覧の方はご存知かと思われますが、毎週稽古ではAパートで基礎練習、Bパートで輪になって発声やマジカルバナナ、そしてCパートで課題、といった流れを行なっています。

査定が終わり稽古も後半戦ということで、Bパートの発声練習が先週からレベルアップしました。ただ発声して相手に届け伝えるだけではない。届くのはもう当たり前、向かいの相手に「話しかけ」伝えるというのがプラスされました。もちろん、あいうえおいうえおあ、と発声練習で使っていた言葉を用いります。

どんなことを話しかけよう、どんな風に伝えようと試行錯誤する時間がまた楽しい。言語的には意味のなさない言葉の羅列、だからこそ自由な発想が生かされて皆が何を話しかけ伝えようとしているのか想像するのもまた楽しい。

課題では、前回に引き続き前半でナレーション、後半は新たに台詞を演じました。

ナレーションは、前回各々に伝えられた方向性やご指摘を改めさらにプロミネンスやアクセント、響きを使いしっかりとした日本語で話せるようご指導いただきました。

自分はどうも腹の力が弱いのか、文末が掠れてしまい、指摘をいただきました。専門学校時代は今よりも本ッッ当に声量が無く、何度も声を張れと言われていました。以前と比べれば大分響きをのせられるようになってきましたが、ここでまだ腹や響きが弱いことを痛切に実感。唸りがでます。く゛や゛し゛い゛。
基礎練習に力が入りますね。
本日もお布団の上で練習、練習です。

さて、後半の台詞です。こちらは蒲田行進曲という作品の舞台バージョンの台本を頂きました。専門学校以来の新たな舞台台本を手に取り、自分ワクワクが止まりませんでした。演じていても本当に楽しかった。

しかし手に取りたての我々の芝居は蒲田行進曲ファンの平松さんには当然足りず届かず。映画版の動画を観せていただき熱烈な説明も受けました。

渡された台本を読んで説明を聞いただけでしたが、2分の動画で思わず涙腺が緩みました。登場人物の想いが伝わってくる素晴らしい2分でした。

階段落ち、あれだけ血を流してボロボロになっているのに好きな人のためにと一途に落ちる姿はたまらなくかっこよかった。でも見ていられない。痛そうすぎる。でもかっこいい。たまらん。ああ。。。

その作品のワンシーンの台本をいただきました、お互いのやるせない気持ちをぶつけ合う熱いシーンです。怒鳴り合いだけれど、でも登場人物みんな、お互いが好き故の怒鳴り合いのため、怒りの中にも愛を溢れさせろ、という指導をいただきました。

愛のある怒鳴り。怒りたいわけじゃないのに、複雑な想いが交差してどうしても怒ってしまう。

胸が苦しくなりますね。

そして蒲田行進曲の音楽だけでも涙腺が揺れるほどこの作品が大好きな平松さんが稽古の最後に、僕を君たちの芝居で泣かせてくれと、要求はそれだけだと仰り。

我々のハードルが上がり、気持ちもアガります。

これはとことん読み込まねばと。

次回の稽古に力が入りますねぇ!!楽しみ!!!バスタオル持たせるぞ!!!

長々となってしまいましたが今週の日記は以上です。
次回はどんな日記になるのでしょう。

以上、猫の掛け布団の中から「何奴布団」がお送りしました。