言葉に頼らずとも、裏にある感情で相手にぶつけること。そして、豊かな発想を持って遊ぶこと

みなさん、こんにちは!
日記担当のヒロです!

前回の稽古場日記に目を通して下さった方は知っていらっしゃるかもしれませんが、今週は宣言通り三時間みっちりエチュードでした。

エチュードとは、ご存知の方も多いかと思いますが、いわゆる即興劇のことです。お題を渡され、その場で演技をするのですが、頭でっかちな私はとても苦手意識が強いです(–;)

まずは簡単な所からということで、机に置かれたペットボトルをサイコキネシスで倒してみろ!とのこと。

さらっと書いていますが、みんな「なるほどぉ…」という反応をしていました。
これが役者を目指す人たちの反応なのですね!
かくいう私もそのひとりでしたが(^^;)

倒すやり方は人それぞれ。
波動砲で倒そうとする人や、頑丈なロープで引っ張る人、見えないボールで倒そうとする人などなど。結局ペットボトルは倒れず終いでしたが、みんな共通していたことは、”ペットボトルに全神経を集中させていたこと”でした。

みんなの、ペットボトルに集中して大真面目にサイコキネシスを発動している様子は、良い意味でとても面白かったです!

しかし、ペットボトルはあくまでウォーミングアップ。
対象は物から人へ変わります。

次のお題は、二人一組で行い、一人は椅子に座わり、もう一人は言葉のみを使って相手を立たせられるかどうかというものです。

シチュエーションは様々。

部活のエースが大会決勝戦の試合前突然いなくなってしまい、キャプテンはエースを連れていくことが出来るのか。

M1決勝戦、突然いなくなってしまったお笑い芸人を、相方、若しくはマネージャーは連れていくことが出来るのか。

お父さんが危篤状態で、今行かなければもう会えなくなってしまう状況で、父と喧嘩した姉、若しくは兄を、妹(弟)は連れていくことが出来るのか。

など。

座っている人間は、返事のみして良い状態。
タイムリミットは一分半。
心が動かなければ立つ必要はない。

座る方と立たせる方、どちらもやってみると「こうしてほしかった」や「立ちたくなってしまった」、逆に言葉に頼りすぎて心には届かなかったなどいろんな感想が出てきました。

そのなかでも私が個人的に面白かったのは、「殴りたくなって思わず立ってしまいました」という反応でした。

目的は立たせることなので、どのように立たせるか規定はありませんでしたけど、そういう角度からのアプローチもあるのかとハッとしました。

私は、相手を鼓舞することで立たせようとしていたので、その考えと行動に向かわなかったのが悔しかったです!

与えられたお題に対して一つの見方しか出来ていないのはこういうことだと改めて感じ、所内審査などの台本に対してもこういった多角的な見方が出来る事が必要なのだとみんなに教えられました。

今回のエチュードで全体を通して実感したことは、分からなくてもその場にしっかり立って思い切りやりきること。 言葉に頼らずとも、裏にある感情で相手にぶつけること。 そして、豊かな発想を持って遊ぶことでした。

苦手なエチュードでしたが、今回は思いっきり相手とぶつかっていけたという達成感があり、とても充実した時間を過ごすことが出来ました!

レッスン後に、所内審査が楽しみですと言ってくださった事務局の方に、もっと面白いものを見せられるように、残り日数挑みたいと思います!!

とても長くなりましたが以上です!
日記担当ヒロでした!!