細胞から空気を絞り出すと『苦しみ』が表現できます。

ご無沙汰しております。紳士です。

本日稽古場で扱った作品は非常に熱量があり、一部だけでも汗が出てきます。
それもその筈。一人で半ページ近く台詞を喋るのです。
ホップ、ステップ、ジャンプ、ハイジャーンプ!とセリフのピークへと階段が上がっていきます。音も高くなり、テンポも速くなり、音圧も高まって気持ちはずっと右肩上がり。

叫びのような台詞でも音圧で直線的に相手にぶつけるのではなく、放物線で相手にかける。そうすれば泣いたり叫んだりしても、日本語は何を言っているか伝わるそうです。
そして揺れ動く感情は揺れ動くブレスで表現する。
喋るための息をしないようにとよく注意されるのですが、つい吸ってしまう。吸いたくなっても堪えて、役の感情で息を吸わなくてはいけないのです。たとえば台詞で全部空気を吐き出して、苦しくなっても耐えて、体中から寄せ集めて吐き出す。するとあーら不思議。役の苦しみがとっても伝わりやすくなるという魔法。
クラスのみんなが喋っている間もずっと「息もて~~頑張れ~」と応援していました。

かくいう紳士も、考え事に酸素を使ってしまい余計に息が続きません。興奮すると更に短くなってしまいますし、頭をからっぽにしてお芝居に臨んでいきたいです。演じる前はたくさん考えて、演じる時は何も考えるなと言いますが、まだまだその域には到達できておりません。今後とも吐き出していきます。酸欠上等-----!!